フーコーで読み解くラカンとヘーゲル!山本哲士で読むラカンと現代ユング派

フランスの地図

まとめよう。
東のラカン=ハイデガーという否定神学批判は両者の理論内容の問題点を提出しえているが、両者の理論プラチックの相違を完全に排除している。そのため両者の理論プラチックに対する読みが完全に排除されている。これは思考内容がもつ思考内容の外部を排除することに等しい。これがデリダがプラチックを排除してしまっていることの最大の問題となる。デリダは差延においてもそうだが今=行為の水準を消し去る悪癖がある。ここにポストモダンの限界があるといってよいだろう。

フーコーはこのように排除されてしまう言説プラチックをディスクールの現実性が排除されるといってプラチック分析を徹底する。

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